イタリアの新酒ノベッロです。
ワインの新酒といえばボジョレーヌーボーですが、イタリアにも新酒はあります。
イタリアの新酒は各地で様々なブドウ品種から作られます。
(※フランスでもボジョレー以外の新酒はたくさんあるんですが日本での知名度が低く、あまり知られていません)
写真は先日ご紹介したプーリア州のプリミティーヴォを使ったノベッロです。
新酒ながらレーズンやドライフルーツのようなニュアンスと甘草のような甘苦い味わい、軽い土っぽさといったプリミティーヴォらしい特徴が良く出ています。
もちろんフレッシュ&フルーティー。単に軽いというよりは新酒独特の「軽快な飲み心地」が味わえると考えた方がいいと思う。2008年は南イタリアのワインにとって良い年であるような気がします。
さてもう一本。物販アイテムを試飲アイテムとして一部ご提供。
おなじみコンティ・ゼッカのノベッロはネグロアマーロが主体。
今年うち扱うノベッロの中では最も新酒らしい。グラスに勢い良く注ぐとごく軽くシュワッと泡立ちます。
マセラシオン・カルボニックという新酒ならではの醸造法(文字通り発酵タンクに発酵で生じた炭酸ガスを閉じ込める醸造法)からくる香りが鮮明。もちろんネグロアマーロらしい強い果実味とタンニンの渋みも感じられます。今年も一番人気です。
更にもう一本。
グレヴェペーザのノベッロ・トスカーノ。サンジョベーゼを使用。
生産組合ながらかなり安定した品質のモダンなキャンティの造り手なのでミディアムボディの赤ワインとして普通に美味しい。グレヴェペーザの若いキャンティと思って飲んだらかなりお得な感じです。
今晩、抜栓して3日経ったノベッロを処分するつもりでスタッフで飲んだんですけど、先のマセラシオン・カルボニックによる醸造香が程よく抜けて普通の赤ワインとして落ち着いた味わいになっていました。ブドウ品種もボジョレーに比べて強い味わいの品種だし、信頼できる造り手によるもののためか、3日目ながらフレッシュな果実があって抜栓後も意外に長く楽しめるんだなと感心しました。
11月は年に一度の新酒を味わう時。お店で飲むか買って帰って週末に家で楽しむか。いずれの場合もなくなる前にゲットしてください。
(店主)
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