ビスコッティ
イタリアの焼き菓子「ビスコッティ」です。カリッと焼き上がっとります。
一度かたまりで焼いてから切り分け、もいちど乾かすように焼くから「ビスコッティ=2度焼き」と呼ばれています。
食後にヴィン・サントというトスカーナの甘口ワインと一緒に、あるいはそいつに浸して食べるのが一般的ですが、うちではヴィン・サントを常備していないのでコーヒーに添えてます。
コーヒーに浸して食べるという人もいますがそれが正式な食べ方かどうかはイタリア人に聞いて見ないと分かりません。コーヒーに浸すってのはファミレスの「サイゼリア」が言い出したんじゃなかったっけ?
食文化というか食事のマナーは「実際にやる、やらない」とは別に「フォーマルかどうか」が問われるから難しい。フランスで語学の勉強をしていた時、朝食のカフェオレにフランスパンを浸して食べてたらホストマザーに「行儀悪いから外ではやるな」と注意されたしね。話を聞くと「カフェオレ浸しパン」は日本で言うところの「味噌汁ぶっかけご飯」に相当するものらしい。カフェで小粋にキメてたつもりのフランスかぶれ(僕)には衝撃の事実だった。
ところでなぜ今ビスコッティなんて焼いているのかと言うと、友人の結婚式の「引き菓子」(結婚式の最後に新郎新婦から手渡されるやつね)として依頼されているから。2週間後にはこいつを大量に焼かなきゃいけない。久々に焼くので焼成温度の確認しとかないといけんとです。
今月はなぜか結婚式だらけ。もともと貧乏なのに典型的な「寿貧乏」です。焼くのはいいんですけど1人で袋詰めする作業は屋台以来だしな。とにかくめでたい席で配られるんだから間に合うように頑張るしかないか。 (店主)
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コメント
ブログ開設おめでとう。料理研究に精が出ますなぁ。
ビスコッティはヴィンサントと食べるより、エスプレッソのお供としてのほうが私も好き。
サルシッチャも美味しそうだねぇ。
ちなみに食文化としてイタリアでは"カプチーノ"は午前中に飲むものという認識があるので、夕飯後にレストラン等で頼むのはかなりタブー化されてます。でも日本人観光客は、量が多いし濃すぎないしっていう理由などから注文する人が多いのですが、ウェイターは大抵おかしな顔をします。イタリアではオリーブオイルとミルクは合わない、という認識があるらしく、オリーブオイルをふんだんに使ったお料理の〆に牛乳たっぷりのカプチーノ…というのは納得いかないようです。せめてカフェマッキァート(エスプレッソにわずかなミルク)…ならOK。イタリアでは夕食後、消化+口直しのためにカフェやグラッパを頼みますが、カプチーノは頼まないほうがよいでしょう。おそらく意外と知られてなくて、一番よくやってしまいそうなマナー常識の違いなので、これはステラコリスでも教えてあげてください。
投稿: caopom | 2007年5月11日 (金) 08時04分
caoponさんへ
ブログの管理者としてコメントにコメントする方法がヘルプを読んでも分からない。なので自分のブログにコメントという方法でコメントします。
現地の食習慣を教える(好意的に学んでもらう)のはなかなか難しいよ。特に日本のお客さんはお店に対して立場が強いからね。ヘタすりゃ「わがままが効かない=サービスが悪い」という判断をする人もいる。逆に「何でもわがままをきいてくれる=サービスが良い」と判断される側面もある。程度の問題もあるけど日本も悪い意味でアメリカ化が進んでいるからね。経営者としては顧客満足度を上げるべきだけど、多くの店がそうであるようにお客さんの言いなりでファミレス化するのは避けたい。
ちなみにうちでもディナーのメニューにもカプチーノやカフェ・ラテを載せてるよ。人気があるのは間違いないし選択肢の一つとして提示してけど店の側から敢えておすすめしたりはしていないよ。
投稿: 店主 | 2007年7月17日 (火) 04時45分